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あなたの暮らしの手帖

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糖尿病にも、くだものを推奨

糖尿病は、すい臓でつくられるホルモンの一種、インスリンが
うまく作用しなくなり、高血糖のの慢性化してしまう病気です。
インスリンは、細胞が血液中からブドウ糖を取り込み、エネルギーとして
利用するのを助けますが、すい臓が弱ってインスリンがうまく作用しなく
なると、ブドウ糖を消費できなくなり、血液中のブドウ糖濃度「血糖値」が
高まってしまいます。これが高血糖と呼ばれる状態で、それが慢性化したのが
「糖尿病」です。
くだものにはブドウ糖などの糖分が多く含まれています。なかでも果糖は、
血糖値を上昇されるスピードが速いとされています。
そこで糖尿病患者への従来の栄養指導では、ブドウ糖などの糖分の摂取を控え
糖分はでんぷん質などから摂ることが重要とされてきました。
これは、血糖値の上昇をゆるやかにするためです。
しかし近年の研究では、でんぷん質よりも、果糖の方が血糖値を上げにくい
ことがわかっています。
実際にアメリカでは、糖尿病の予防にはくだものを1日に1食分として食べる
量に匹敵する程度を摂取することが必要だといわれています。
温州みかんなら2~4個、リンゴなら1~2個くらいがその目安となります。
また、日本糖尿病学会が作成している「糖尿病食事療法のための食品交換表」
でも、くだものを1日80キロカロリー摂ることをすすめています。
この食品交換表は、糖尿病の患者が面倒なカロリー計算をしなくても、
バランスのとれた食事がとれるように作成されたものです。
現在、健康な人は、それ以上食べてもなんら問題はありません。


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フルーツの香りがもたらす驚きの効用



果物の最大の特徴の一つは、
甘い香りやさわやかな香りなど、
それぞれ特有の芳香をもつことでしょう。

果物の香りには、人間の心や体に作用する成分が含まれています。
その効果を利用して、体の不調を整える療法に「アロマテラピー」
があります。
アロマオイルなどに利用される果物の代表格は、
レモン、オレンジ、グレイプフルーツ。
最近では、ゆずなど「和の香り」も利用されているが、
いずれにしても柑橘類です。
これらに共通する、さわやかな香りの成分は「リモネン」と呼ばれる
物質で、心身をリラックスさせる作用や、新陳代謝を促す効果が
あるとされています。

柑橘類のうち、香り成分にダイエット効果があるといわれているのが
グレイプフルーツです。
グレイプフルーツは、リモネンとは別に「ヌートカン」という
香り成分が含まれています。

日本で最も多く食べられている果物は



「あなたの好きな果物は?」と尋ねられたら、
あなたはどの果物を思い浮かべますか。
2014年に行われたネット調査によると、日本人が好きな果物の
トップはいちごで、次にみかん、桃、りんご、バナナ、メロン、
スイカ、柿。
以下、サクランボ、パイナップル、グレープフルーツと続きます。

それに対して、日本人が一番多く食べられている果物はバナナです。
バナナは2004年にみかんを抜いて消費量のトップになっています。
2014年の1世帯あたりの年間購入数量は、およそ18キロ。
バナナ1本を100gとすると、1世帯あたり年間180本以上のバナナを購入
している計算になります。
その理由は、第一に価格が安いことが挙げられます。次に、バナナには
旬がないため、年間を通していつでも購入できることがあります。

また、皮をむく手間がなく、朝の時間がないときでも食べられます。
すぐにエネルギー源になるなど、手軽さと栄養価の高さが人気に
つながっているようです。
そのバナナ、一つ難点があるとすれば、実が弓なりに曲がっていること。
まっすぐに伸びた伸びたバナナであれば、持ち運ぶときにもいっそう便利に
なるはずですが、なぜ曲がってしまうのでしょうか。
バナナの実は、先ず下に向かって生長していきます。そして、さらに生長を
続けると、今度は重力に逆らい、上に向かって生長していく。
そうした性質があるため、バナナは湾曲した姿になるのです。
 
ナイスなボディづくり


果物を食べると太る?



果物には果糖が多く含まれています。
「果物は甘いから太る」「血糖値が上がり、糖尿病になりやすい」
という悪いイメージがあるから、食べたいけれど我慢している
という人もいるでしょう。

しかし、野菜と果物のカロリーを比較してみると、
意外にも、果物のカロリーは低いことが分かります。
例えば、ごぼうとリンゴを比較してみると、ごぼう100gあたりの
カロリーは65キロカロリーですが、リンゴの100gのカロリーは
54キロカロリーとごぼうよりも少ない。
また、パセリは100gあたり44キロカロリーですが、これは温州みかんと
ほぼ同じカロリーです。

しかも野菜の場合、生の場合はドレッシングやマヨネーズを使ったり、
バターや油炒めにして食べることが多く、結果的には、そのまま食べる
ことの多い果物よりも、多くのカロリーを摂取することになります。

以上のことからも、果物は甘いから太るわけではないことが分かるでしょう。
それどころか、「果物を食べないと太る」というデータまで報告されている。
ある研究グループが行ったもので、標準体重の人と肥満の人の食生活を比較
したところ、肥満の人は標準体重の人より、果物の摂取量が少ないことが
わかったのです。
最近は果物をジュースにして摂ることがブームになっていますが、
ジュースにするよりも、生でそのまま食べた方が、満腹感はより大きく
なります。ダイエットのために果物を食べようとするなら、ジュースより
丸かじりがおすすめです。

野菜と果物、とれる栄養素の違い



野菜と果物に共通して豊富に含まれている栄養素は
ビタミンC、カロテン、カリウム、食物繊維などです。
いずれも健康のために欠かせない成分ですが、それ以外では、
果物と野菜では、摂取できる栄養素にどのような違いが
あるのでしょうか。

野菜と果物に含まれる栄養素の平均値を較べてみると、
野菜は果物に較べて葉酸、カルシウム、鉄分、ビタミンB群などが多い。
それに対して果物は果糖、ショ糖、ブドウ糖などの糖質と、
クエン酸やリンゴ酸、コハク酸などの有機酸が多いのが特徴です。
また、便通をよくする食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の
2種類ありますが、果物は野菜に較べて「水溶性食物繊維」を含む割合が
高い。リンゴやみかんなどに含まれるベクチンがその代表で、
保水性が高く、便をドロドロと粘りのある状態にして、排便を促す作用がある。
それに対して不溶性食物繊維は、腸のぜんどう運動を活発にして、
さらに便の量を増やして排泄をい促します。
というように、同じ食物繊維でも効果は異なるのです。
もう一つ、果物には野菜にない抗酸化物質が含まれています。
抗酸化物質は、体内でさまざまな抗酸化物質と連携することで効果を発揮
するため、野菜だけではなく、果物もバランスよく摂ることです。
そのほか、生食することの多い果物は、加熱によるビタミン類の損失が
少ないことや、果物のもつ香りのリラックス効果も、野菜にはない効果です。