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あなたの暮らしの手帖

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野菜と果物、とれる栄養素の違い



野菜と果物に共通して豊富に含まれている栄養素は
ビタミンC、カロテン、カリウム、食物繊維などです。
いずれも健康のために欠かせない成分ですが、それ以外では、
果物と野菜では、摂取できる栄養素にどのような違いが
あるのでしょうか。

野菜と果物に含まれる栄養素の平均値を較べてみると、
野菜は果物に較べて葉酸、カルシウム、鉄分、ビタミンB群などが多い。
それに対して果物は果糖、ショ糖、ブドウ糖などの糖質と、
クエン酸やリンゴ酸、コハク酸などの有機酸が多いのが特徴です。
また、便通をよくする食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の
2種類ありますが、果物は野菜に較べて「水溶性食物繊維」を含む割合が
高い。リンゴやみかんなどに含まれるベクチンがその代表で、
保水性が高く、便をドロドロと粘りのある状態にして、排便を促す作用がある。
それに対して不溶性食物繊維は、腸のぜんどう運動を活発にして、
さらに便の量を増やして排泄をい促します。
というように、同じ食物繊維でも効果は異なるのです。
もう一つ、果物には野菜にない抗酸化物質が含まれています。
抗酸化物質は、体内でさまざまな抗酸化物質と連携することで効果を発揮
するため、野菜だけではなく、果物もバランスよく摂ることです。
そのほか、生食することの多い果物は、加熱によるビタミン類の損失が
少ないことや、果物のもつ香りのリラックス効果も、野菜にはない効果です。

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